イギリス正規留学ーGCSE

2015年6月5日

小中高生がイギリスに正規留学する場合、イギリスの試験制度について知っておく必要があります。

イギリスでは4月~7月の学期に、CE、GCSE、Aレベル、など、進学のための重要な試験が行われるのですが、今回はGCSEについて。

GCSEとは、General Certificate of Secondary Education の略で、16歳で受ける全国統一試験のことです。コースは14歳(Year10)から始まり2年間。最後に試験を受けて義務教育終了となります。

試験の結果はグレードで出され、A*(Aスター)~Gまでが合格。Uは不合格です。大学進学のための2年間コースである6thフォームに進むには、少なくともCが5つ必要です。

GCSEとAレベルの結果でどこの大学に進学出来るかが決まるので、非常に重要な試験となります。(正しくはAレベルの結果で大学進学が決まりますが、GCSEまでさかのぼって合否が決まる大学もあります) GCSEやAレベルの仕組みを理解するのはとても難しいと思うのですが、以下概要。

 

まず教科が選択性であること。主要教科である英語(Languageと Literature)、数学、理科(生物、化学、物理)は全員がやりますが、その他の教科(地理、歴史、アート、デザイン、音楽、体育、外国語、天文学、ICT、宗教、古典、経済、ビジネス、ドラマなど)はカテゴリー別にわかれているので、その中から選択できます。全部で8~13教科くらいをとればよく、途中でやめるのも可能。

 

評価の仕方がテストのみではない。数学や理科は2年目の最後の試験のみで評価されますが、英語や歴史やアートや音楽など一回の短時間での試験では評価しにくい教科ではコントロールアセスメントとよばれるコースワーク(レポート)を2年の間に繰り返し提出し、これが全体の評価の25-60%程度含まれます。

 

Examination boardsと呼ばれる団体が試験内容を決定し採点する。現在5つのExamination boardsがあり、各学校の各教科ごとにどのExamination boardsを採用しているかが違う。本屋さんに参考書を買いに行ったり、家庭教師をつける時には、Examination boardsをまず聞かれる。

 

採点は外部に委託する。英語や歴史などの論文形式の試験では評価のポイントが人によって微妙に変わるため、グレードに納得できなければ再採点(リマーク)を依頼することも可能。ただしリマークによってグレードが下がることもありえる。

 

GCSEとIGCSEがあり、学校によりどちらを採用しているかが違う(ほとんどの公立校はGCSEで、私立校はIGCSEの傾向あり)。IGCSEはイギリス特有の問題よりもインターナショナルな問題に重点をおき、よりアカデミックだと言われる。

 

試験の内容が日本の試験のように暗記だけに重点をおいていず、書いて説明する解答が多い。そのため“試験で点のとれる書き方=テクニック”が重要になってくる。試験前には何度も過去問を繰り返し、テクニックを身につけていく。 本番3ヶ月前(2年目の冬)には模擬試験が行われ、予想グレードが出されるので、ここから最後の追い込みに入る。学校では試験に向けてひたすら復習や過去問に取り組む。

 

近年コースワークの比重が減り、2年目の最終試験一発勝負に変更になる傾向にある。細かいところで結構変わることが多いので、最新の情報に気をつけていないといけない。

 

この試験は5月初め~6月終わりまで2ヶ月も続きます。試験前にすでに学校はお休み(というか卒業)になり、スタディリーブとよばれる自宅学習となります。あとは自分の選択している科目の試験日に試験を受けに登校すれば良いだけ(寮生の場合は自宅に帰っても、寮に残ってもどちらでも可)。 試験が終われば、9月まで長い長い夏休みに入ります。 試験結果が出るのは8月。毎年この時期になるとAレベルとGCSEの結果に大騒ぎしている若者の姿がニュースとなります。

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