イギリス正規留学ーインターの役割

2017年3月17日

ケンブリッジ郊外にあるボーディングスクールを訪問してきました。プリスクールから6thフォームまである大きな学校で、1000人の男女が学んでいます。創立が970ADなので、なんと1000年以上もの歴史があり、イギリスでは最古の学校の1つです。

以前から学校の名前は知っていたのですが、今回初訪問。

車で行こうか電車で行こうか迷ったのですが、渋滞にはまりそうな時間帯だったので、今回は電車で行くことにしました。 ロンドンからケンブリッジまでは電車で約1時間、そこからさらに北へ15分。 私の住むギルフォードからはロンドンでの乗り換え時間もいれて片道3時間。ちょっとした旅行です。

町に着くと、大きな尖塔を持つ大聖堂がすぐに目につきます。観光客や遠足の学生もいっぱいいます。 学校に到着すると、レセプションではすでに案内役の生徒さん2名が待っていてくれました。 彼女たちの案内で、教室、寮のお部屋、ダイニングルーム、図書室などを歩き回りました。 ジュニア以外は校舎が道路をはさんで点在しており、生徒は校舎、食堂、寮、図書室、スポーツホールなどを1日中歩き回ることになります。

町はとてものどかで、こんな運河もありました。

 

学校にはインターナショナル部門があって、世界中から来た留学生が60人ほど在籍しています。ブリティッシュスクールの中のインターで、独立したカリキュラムになっていますのでイギリス人と同じクラスではありませんが、寮は同じだそうです。

また6thフォームではアートが有名で、写真やテキスタイルのスキルは高く、芸術系の有名大学へ多数進学しています。案内役の女の子も、アートがしたくてこの学校を選んだと言ってました。  

たっぷりと歩き回ったあと、インターナショナル部門のヘッドの先生とレセプションの方とミーティングをしました。

このヘッドの先生とお話ししていて、日本人が考えている留学と、現地の先生が考えている留学生の立ち位置に、大きな隔たりがあるということに気づかされました。

留学してくる生徒の年齢はまちまちですが、どの年齢で留学するかによって、留学する方も受け入れる側もとても神経を使うというか、

イギリス人の決められたカリキュラムに合わない時期に留学してくる留学生をどのように受け入れるのか、

留学期間も1学期~6thフォーム終了までと人によって全然違うし、

そしてその留学生が英語が出来る場合と出来ない場合、出来たとしてもイギリス文化などのバックグラウンドがない場合、を想定しなければならず、

また日本人生徒のように教室内では静かに先生のお話を聞くように躾けられている生徒と、イギリス人やヨーロッパ人のように隙あらば発言しようと身を乗り出している生徒を一緒に教えるというのは、双方にとってDistract以外のなにものでもなく、

そういうことを色々考えていくと、留学生は6thフォームに上がるまではインターでイギリス人生徒とは別に学ぶのがよく、そこで自信をつけて6thフォームでイギリス人生徒と一緒になるのが良い、留学のだいご味は6thフォームだ、というお考えでした。

日本人としては、何となく ”留学のだいご味は(英語は出来ないけど)現地のイギリス人生徒と一緒に学ぶことだ!” と思いがちですが、実は受け入れ側にとってはこれはとってもしんどいのだという現実をつきつけられたようで、

ただ別に ”留学生はDistractだからインターで隔離ね” ということではなく、その方が留学生にとっても伸び伸びと出来るし自信をつけることができる、6thフォームに上がればガヤガヤうるさかったイギリス人学生も落ち着いた年齢になっていて日本人とあまり態度が変わらなくなる、ということらしいのです。

留学を受け入れる側から見た視点というのはとても面白いなと思いました。 ただこれは中高生の留学の場合で、小学生だとまた事情が変わって来るのではないかと思います。

とても有意義な、3時間かけて来たかいがあった学校訪問でした。

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