プレップ訪問で感じたこと

2025年2月2日

来英されたご家族と一緒に、プレップ3校を訪問してきました。

プレップ訪問をするといつも校長先生が出てきて下さり、丁寧に対応してくださるので本当に頭が下がります。

今回も各校の校長先生とお茶を頂きながらお話させて頂きました。

 

小学校って、中高とはまた違った役割がありますよね。

 

小学生は人間としての土台を作る重要な時期。

ここでしっかり土台を作り真っすぐスクスク伸びるように栄養分を与えておかないと、中高になった時に成長に陰りが見られたり、あらぬ方向へ伸びていったり、成長が止まったり・・・。

 

その大切な時期の教育を担っている小学校の先生方やスタッフ、校長先生はすごい責任とプレッシャーだと思うのですが、

 

どの学校のどの先生方も、すーーーーんって感じで、スマートにこなしているように見えます(←さすが英国紳士&淑女)。

 

どの学校でも土台を作るためには、ありとあらゆる方法を導入しています。

 

例えば自信をつけさせるため演劇やコンサート、スピーチコンテストなどで皆の前で発表させる。

 

少人数の参加型授業で集中力を養う。理科の実験はかなり多く、実際に見たり触ったり実験を通して好奇心や理論的思考力を養う。

 

色々なアクティビティやスポーツをする機会を与え、好きなものを見つけたり色々な経験をさせる。

 

音楽や芸術面を鍛えるべく、素晴らしい音楽ホールや音響設備を備え付け、楽器の個人レッスンを取れるようにする。

 

アートルームやデザインテクノロジールームを別に設け、工具の使い方を教えたり、色々なモノづくりを経験する。

 

教育もさることながら、生徒の年齢は13歳以下、ボーディングスクールですから寮生活になります。

 

まずは小さい子が安全に生活できるように、寮の設備、規則、規律を徹底する。危険な箇所がないか、何時にどこにいるべきか、誰が責任者なのか、をはっきりさせる。

 

夜に具合が悪くなった時にもすぐに対応できるように、ナースやスタッフを住み込ませる。

 

ホームシックになっている子はいないか、落ち込んでいる子はいないか、精神面でのサポートも重要です。

 

退屈しないように常にアクティビティやスポーツを用意し、宿題もきちんとしているか見てあげて、規則正しい生活を送れるように気を配る。

 

日曜日は子供が好きそ~な場所へ遠足にも連れていく。

 

いやもう、大変なお仕事だと思うのですが、どの校長先生も信念と自信を持ちながら学校運営をされています。

 

それぞれの校長先生のお話で印象に残ったお言葉は、

 

’ここでは土台をしっかり作って中高へ送り出しています。皆自信を持って次のチャレンジへ向かうので、中高へ行くのを怖がる子は一人もいません’

 

’子供時代を出来るだけ長く経験してほしい。大きくなって振り返った時に学校が大好きだったと思ってほしい’

 

’この学校の寮はとても小さいので、全員がお互いのことをよく知っていて、大きなファミリーのような感じで過ごしています’

 

携帯は持ってきてもよいけど、家に連絡する時以外はずっと預けっぱなしにしないといけません。

 

生まれた時から携帯やPCが当たり前に存在する現代っ子にとって、携帯やPCに触れない時間を作ってくれるのはありがたいですよね。

 

イギリスのプレップ(小学校)って本当にすごい。

 

小学生から長期留学?って思われるかもしれませんが、意外と留学している子は多いんです。

 

ぜひお子様の未来のために選択肢としてご検討くださいませ。

 

 

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